買う時にはこの広さで十分!大丈夫!
と思って購入したマンションでも、子供の誕生や成長、家族の形の変化で手狭になってしまい、買い替えを検討…というのはよくあること。

手狭になったマンションから→より広いマンションや一戸建てへの買い換えの際特有の注意点や流れをチェックしてみましょう。

まずは、住宅ローンの残債確認。
以前こちらのブログで紹介したシニアの買い替えなどと違い、子供の成長や誕生に伴ってマンションを買い換える場合、住宅ローンを組んでからあまり長い期間が経ってないことが多いのが特徴です。
特に返済方法を元利均等返済にしていた場合、最初の数年間は返済額のうち元金よりも利息分の返済に多くの割合が割かれています。
蓋を開けてみたら、自分が思っていた以上に元金が減っていない!
なんていう可能性もありますので、まずは残債チェックをしましょう。



次に、_現在住んでいるマンションの売却査定を依頼します。
複数の不動産業者に依頼するのが良いですが、ただ単に査定額が高いところで決めるのではなく、査定額の根拠や販売活動、これまでの実績などをきちんと確認し、信頼できると感じた不動産業者を選ぶようにしましょう。

大体の査定額を把握したら、住み替えたい家の価格帯を決めましょう。
査定額から一定の値下げを考慮し資金計画を立てることが大切です。
立地を変えず、部屋面積を広くするのか、立地は諦めて、部屋面積を広くする(価格帯を下げる)のか、よくよく家族と話し合ってきめましょう。
特にお子さんが保育園や幼稚園、学校に通っている場合、親以上に環境の変化に対応しなくてはいけないのがお子さんです。
もしも立地を変える場合、変えた先の教育・学校の状況なども調べておくとよいでしょう。

住宅ローンの残債がかなりある場合、マンションの売却代金だけでは完済できない可能性もあります。
差額を現金で用意するのか、差額分まで融資が受けられる買い換えローンを利用するのか、決めておきましょう。

売却と購入のタイミングによっては、仮住まいが必要となることもあります。
仮住まいを賃貸で探す場合は短期でも大丈夫なところ、なるべく礼金の低い物件を探すのがよいでしょう。
仮住まいをせずに、売却と購入のタイミングを合わせることもできますので、不動産業者にその旨を相談してみてください。



いかがでしたか?
面倒なことも多いですが、家族の形の変化は前向きに受け止めて楽しく進んでいきたいですよね。
家の買い換えも家族のイベントのひとつとして楽しみながら進めていけるといいですね。