家を売却する!と決めたあと、考えなくてはいけない問題の一つが、売却するタイミング。

・住みながらの売却活動
・家を完全に空けてからの売却活動

ふたつの売却方法がありますが、それぞれのメリットデメリットはどのようなことがあるのでしょうか?
どちらも確認してみましょう!

★住みながらの売却活動



・メリット
住みながらの売却期間はは極端な話、「売れるまで」ですので、余裕を持った計画が立てやすくなります。
住みながらの状態で買主が決まれば、引越しと引越しの感覚が短く、管理費や修繕積立費、また仮住まいの用意もしなくてよくなります。
購入希望者の見学にも立ち会うことができるため、どのような方が来られてどのような感想を持つのか、売却活動の進捗具合を自分自身で見ることができます。
また、家具などが置いてある実際の生活を見てもらうことで、購入希望者の方に具体的な生活のイメージを抱いてもらいやすくなります。

・デメリット
実際に住んでいるお家を見学してもらうため、基本的に見学には立ち会わなくてはいけません。
週末は見学希望が入る可能性が高く、ご自身のスケジュールとの調整が必要になります。
また、購入希望者の方とのスケジュールがなかなか合わず内見をしてもらえない、ということも。
また、お住まい中のお家の内見を避ける方も多くはありませんがいらっしゃるのも事実です。

★空室状態での売却活動



・メリット
住みながらの売却活動と違い、鍵さえ預けてしまえば立会いは不要で、わずらわしさがありません。
持ち主の立会いがないことで内見が気軽になり、案内数が増える可能性もあります。
また、家具を置いていないことで実際の生活のイメージはつきにくかもしれませんが、反対にお部屋が広く見える、イメージに囚われすぎないという良さもあります。

・デメリット
買主決定→契約→査定→引き渡しまでの期間、管理費や修繕積立金などの維持費の負担をしなければなりません。
売却までの期間が長ければ長いほど、その負担の期間は長くなります。
また、維持費の他にも売却が完了するまでの住宅ローンの支払いも必要。
新居のローンや家賃などと支払いが二重になってしまう恐れもあります。

いかがでしょうか?
それぞれにメリットデメリットあり、どちらが絶対にいい!という正解はありません。
自分たちが一番優先しなくてはいけないのは何なのかをきちんと家族で話し合い、その点を不動産業者にお伝えくださいね。